SNSで話題になっていましたのでブラスキット歴2年目のビギナー目線で必要な工具など書いて行ければと思います。
工具には比較的お金をかけない派なので最低限の工具しか自分も持ち合わせていません。
モデラーさんによって使用する工具の好みが別れるとは思いますが参考になればと思い投稿します。
⑴組立編
①はんだごて
ブラスキットは基本的にハンダを使って組み立てるのではんだごては必須です。
私は80Wと40Wを使い分けて使用しています。
コテ先は純正の鉛筆形では熱が伝わりにくいので画像のような平たい形状のものに交換しています。
秋葉原の千石電子で入手できます。
主に80Wコテはボディの組み立てに使用、40Wコテは雨樋や水切り、配管工作に使用しています。
小さいエッチングや真鍮線に80Wコテを使用すると熱量が強いので熱しすぎによる歪みが発生してしまう事があります。
アジャスターもあれば便利です。
ツマミを回すことではんだごての熱量を調整することが出来ます。
使わない時は弱めておくことでコテ先の寿命を伸ばすことにも繋がりそうです。
②はんだ
ブラスキットのはんだ付けには電子工作用ではなくヤニなしのハンダを使用します。
すずと鉛の配合比率によって使い分けをされている方をいるようですが私はまだその領域まで達してないのでこれ1本でやってます。。。
③フラックス
金属の表面には酸化皮膜があるのではんだだけではくっつきません。フラックスを流してからハンダを流します。
フラックスは金属を腐食させる作用があるので使用したあとは水で洗い流しましょう。
④ベーク板
はんだ付けをする時に下に敷く板です。(きったね。)
カツミなどの模型店で入手できます。
大きさも色々あります。
木材等を使用している方もいらっしゃいますね。
⑤ベークブロック
熱するところを抑える時に使用します。
指で直接抑える時大火傷するので……。
耐熱フィンガーを使用している方もいらっしゃいますね。
⑥ピンセット
ピンセットです。100均で売ってる安いやつです。
ヤスリ等で先を尖らせて精度を高めておくことがめちゃくちゃ重要です。
⑦ヤスリ・サンドペーパー等
ヤスリはなんだかんだ必要です。
ロストパーツの湯口を整える時とかいくつか持っておくと便利です。
サンドペーパーも1000番 800番 600番 300番といくつか番手を揃えて置くと良いです。
接合面を半田で埋めて整える作業はサンドペーパーをよく使います。
⑧キサゲ刷毛・リューター
キサゲ刷毛は絶対に必要です。
はみ出たハンダを取る際に使用します。
リューターがあれば時短に繋がります。
(Amazon等でステンレスブラシで検索するといくつか出てきます)
細かい部分はキサゲ刷毛で作業しています。
⑨アングル取り付け治具
アングルという床板をビス止めする時の台座をはんだ付けする時に使用します。
めちゃくちゃ錆びてます。フラックスを洗い流さないとこうなります()
模型店で売ってます。
⑩クリップ
たまに使います。
あれば便利です。。
他はプラの模型を製作する工具とかさほど変わらないと思います。
⑵ 塗装編
①下処理
塗装に移る前に酸洗いという作業をします。
台所用のクリームクレンザーを模型に垂らして歯ブラシで磨いていきます。
はんだ付けした部品の耐久性も同時に確認してください。
続いてサンポールで満たしたタッパーにぶち込みます。
5分くらいつけたら引き上げます。
つけすぎると良くないみたいです。
引き上げたらよく洗い流してドライヤーで乾燥させます。
②塗装編
・塗装はエアブラシを使用します。
スプレーだと粒子が荒くてどうしても出来が悪くなりがちです。
私はAmazonで販売されているツールアイランドの11000円位のエアブラシを使用してます。スプレーを使うよりも圧倒的に塗装の幅が広がりますし1度買ってしまえば1回あたりの費用は安く済むと思います。
・塗装ブースがあれば天候等に左右されなくて済むのでより良いとおもいます。私はタミヤのシングルファンです。ツインファンが欲しい。。
酸洗いをしたらすぐ下地剤を吹き付けます。
私はいさみやロコワークスのカラープライマー(グレー)を使用しています。白も使用したことがありますが色の乗りが悪く使いにくかったです。
ミッチャクロンは透明で塗ったところも分かりにくいしベタベタするのであまり好きじゃないんですよね。。希釈が要らないのはGood…。
いさみやのプライマーは専用の溶剤が必要です。
塗装はエアブラシがオススメです。
私はツールアイランドのコンプレッサーを愛用しています。(定期的な水抜きを忘れずに。)
やはら、